弱い犬ほどよく吠える

ダメな大人の見本帳。

これは夢ではない

※後半気の毒にも程がある妄想が延々続きますのでご注意下さい。

※あと11/12の夜に盛大に直しました。結局あとの人たち書いちゃった。

 

 

 

 

 

 

\私たち、ファンダカード大好き芸人です!!!/

 

 

 

 

 

恥ずかしげもなくアメトーク丸パクリで始めてみました。こんばんは、ヨヲコです。

 

今回のツアー(細かく言うとその前のファンミ)からお目見えした新たなグッズ、ファンダカード。

各会場ごとに販売されるブロマイドのようなカードの裏面に記載された電話番号に電話をかけ、コードを登録すると購入したカードのメンバーから電話がかかってきたような雰囲気でボイスメッセージを聞けるというサービスですね。

ごめんなさい、正直なところ始めのうちは「1000円?!この写真付きのカードに?電話かかってくるだけで?高くない?!!!」と思っていました。

 

今はそんなあの日の自分を助走をつけて殴りたい。

 

ファンに宛てた心温まるメッセージをくれる方、きっと苦手だろうに一生懸命感想を話してくれる方、受話器の向こうの彼女に話してくれる方等、各メンバー各会場ごとに工夫を凝らして楽しませてくださっていて、なんて素晴らしいものを発売してくれたんだろう……!と今となっては私にとって今ツアーの物販時の最優先事項になっています。

 

ところが気づけばこのツアーももう終盤。となると今ツアーで販売されるファンダカードも残すところ1メンバーあたり10数種しかありません。

10数種と言っても勿論この先全通などできるはずもなく、仮に行けたとしてもお財布にも在庫にも限りがある訳で、多分今ツアーで手にできるは片手で少し余るほどしかないでしょう。

なんて名残惜しい話でしょうか……こんなに余すことなくときめきを与えてくれるものなのに!できることならこの先また新たなツアーが始まったとしてもまた新しく販売していただけないかな、そう願ってやまないのですが、反面思うのです。

 

 

 

 

多分これめっちゃ苦手意識持ってるメンバーいるだろうな……

 

 

 

 

どうしたって恥ずかしい、毎回考えるのが大変、もうネタ切れしそう、面倒、どういうテンションで挑んだらいいかわからない等、今これ完全に憶測で物を言ってますが、実際47都道府県分シチュエーションや言うことを考えたりするのって相当な労力だと思うのです。

 

でも私はファンダが好きなのです。

 

ヲタクはって言おうとしたけど私そうでもねえわっていう人もいるかなってちょっと躊躇ったチキンですけど、それでもきっと賛同してくださる方は少なからずいると思う。

 

なんとか次も販売してはくれないものか。でも47都道府県分もやった後だからきっと皆ネタ切れしてるよね……苦手な人も毎回設定練って来る人も新しく色々考えるの大変だよね……と一人勝手にこの先のファンダ事情を案じる私にふとあるメンバーのファンダが浮かびました。

 

そう、気まぐれプリンスさんです。

 

前回のエントリーでもTwitterでも散々話していますが、私はきまぷりさんのファンダが大好きでして、もともと箱推し寄りですので誰がと言うのはないのですがファンダによってきまぷり株が爆上げされたくらいには彼のファンダが好きです。

いつぞやお友達からサイゼでお試しに聴かせていただいた際、その完成度と甘酸っぱさに壁面の額に後頭部を強打してのたうち回り、以降ツアー行くたびに毎回何はなくとも買ってしまうほどハマっています。

 

内容としては電話先の彼女と話している設定と言えばいいのでしょうか、出先から彼女にまめに電話をかけて温かい愛情を注ぎつつ、ちょっと拗ねてみたり少しご当地話を入れてみたり、おはようだったりおやすみだったり、そしてメンバーには秘密のお付き合い。

で、何と言いましょうか主観は混じっていると思いますが、がっつりと「対私(=電話を聞いている自分)」ではなく、絶妙に「対誰か(=第三者)」なんです。

なんていうか、自分相手じゃなくてきまぷりさんの内緒のお付き合いをこっそりのぞき見させていただいている感覚と言いましょうか、それでいて声から伝わる温かい表情だったり背景だったり接し方だったりに「ああ彼は好きな女の子に対してこういう風に接するんだな」という想像がリアルにできて、そういった諸々の非現実と現実が組み合わさって何とも言えぬときめき空間を作りだしているのです。わかってます私気持ち悪いって。

 

とここまで延々きまぷりさんのファンダの魅力を語ってしまったわけですが、それでふと思ったんです。

 

対自分のがっつり夢設定じゃないと嫌な人もいるかもしれないし、逆にそういったシチュだとこっぱずかしくて聞くのしんどい人もいるかもしれない、けれど架空の誰かとの恋愛模様をこっそりのぞき見するようなこのファンダに根強いファンがいて実際評価は超高い(私調べ)。そして毎回設定を考えるのはきっとなかなか重労働。

ならば次ツアー、メンバーそれぞれに一人ずつ架空の相手を設定し、ツアー開始から始めてツアー千秋楽までの間にその相手との距離を少しずつ詰めて行くようなストーリーファンダにしてみてはどうかと。

勿論相手の声は聞こえず、架空の誰かを相手にツアー先のご当地の話も交えつつ、展開というか最終的な結末はご本人に委ねてもどなたか第三者に大筋を決めていただいてもいいかもしれません。

完全にセリフを決めてしまうより「このくらいまで展開する」「相手にこう言われる」くらいに止めておいて、切り返しや細かい流れは各メンバー次第、そして時系列を加味しつつ架空の電話先の相手との関係性を深めたりわかりあったりするだけ。私たちはそれを盗聴させていただくのです。わあ人聞きの悪い。

そういわゆる夢ではないのです。どうにも夢だと気恥ずかしくて(私が)聞けないので誰かと会話しているところを楽しむ感じを希望いたします。

 

 

 

例えばあおいくん

スーパーDKのお相手は1コ下の高校の後輩などはいかがでしょうか。ああこの子俺のこと好きなんだなって笑っちゃうくらいわかりやすい子の設定。

ツアー序盤は逐一アワアワするリアクションが面白くて「ねえなんでそんなテンパってんのwww」って勉強や練習の合間にからかい半分での電話。ところが仕事と学校で多忙な生活の中、ふと見かける彼女の姿やいつも通りかけてるはずの電話に安心感を覚え始めていることに気づき、ツアー中盤になると「なんかお前の顔見れないとさ、ちょっと退屈なんだよね」「……ごめん、ちょっと言い過ぎた」そして千秋楽分では「俺お前のこと好きだわ」とどストレートに告白していただくなど。

 

 

ぜっちゃんは幼馴染などいいかもしれないですね。幼稚園からつかず離れず気付けば25年、性別の意識なく仲良く一緒に成長し、上京を期にしばらく連絡が途絶えたもののツアー初日の大阪公演でばったり再会。「ちょっと来るなら来るって言うて!ていうか僕の活動いつから知ってたん?」そこからちょこちょこ連絡を取る日々が始まったものの、ふとした言葉やツアーに来てくれた時に見せられた仕草があの頃よりも随分と女性らしくなっている事に気づき、「君もあんな顔するんやな」「……僕だけ成長してないみたいやん」、序盤はメンバー相手のような口調だったのが中盤以降段々と口調を柔らかくしていき、最後は「なんかこういうの照れくさいな」と関係が変化したことを示唆して締める感じで。すごいナチュラルにぜっちゃんのファンダの話してるんですがいいじゃないですか出してください

 

 

フォーゲルさんは逆に既にお付き合いしている彼女さん。愛されゆるふわなマイペースに時に厳しく時に温かくツッコミを入れてくれる前の会社の2つ上の先輩辺りを想定しましょうか。ライブが終われば「終わったーー!ねえねえどうだった?俺からはめっちゃ見えてたけど見えた?なんかさー背伸びしてるのかな?って思ったからめっちゃ跳んだ!」とわっふわっふ電話。地方のケーキ屋さんの前からかけてきて「ねえねえ○○っていうのと●●っていうのとあるんだけどどっちがいいー?ねえもう集合時間きちゃうから早く!!」と超絶マイペース。かと思えば寝坊してめっちゃ叱られて「ごめんなさい……てゆかそんな怒んなくても……う……ごめんなさい……」で犬耳ぺたんして、最後は「ねえじゃあさーじゃあさー、俺がちゃんと起きられるように一緒に住もっか♡」で。今のファンダとあんま変わんねえなとか言わない。

 

 

繰り返すようですがこれはあくまで架空の設定で進展していくファンダです。なので野崎さんに妻子がいる設定なのはごくごく普通にして当たり前の事態なのです。遠く北海道の地から夫の活躍を見守る同級生の奥様と目に入れても痛くない愛娘(3歳)。

落ち着いた口調で「そっちはもう雪降ってる?大丈夫風邪とか引いてない?」と奥様の体調を思いやりつつ日常的な会話をするときもあれば、「写メ見たよ。もう二つ結びとかできるようになったんだなあ。もう寝ちゃった?」と娘を気にかける日もあるし、あるいは「そうだそろそろお歳暮送らなきゃ。俺住所録そっちに置いてきちゃったっけ?」と所帯じみた話で終わる日も。確変が起きるといきなり電話口に愛娘(3歳)が出た設定で「パパでちゅよーーーーーーーーーーー♡♡♡」とデレッデレで終始赤ちゃん言葉のファンダが発生し、TLが阿鼻叫喚に包まれます。最後は第二子ご懐妊と妻子の移住とどっちがいいですかね。

 

 

白服さんは白い服を君とをそのまま再現する展開なんか楽しいかもしれないなと思います。推測交際1年程度、そろそろ結婚したいなーとつねづね思っているものの断られたらと思うとなかなか勇気が出ず、ツアー序盤は「仕事とかって最近、大変?」と超遠回りなリサーチから。そこから「僕の友達がね、彼女に指輪プレゼントしたいって言うんだけど、ああいうの女性のってサイズどんくらいなんだろうね?」と不器用に指輪のサイズをリサーチし、「なんかさ、大事な日に行きたい場所とかあったりするの?」「そっか……あ、いや、全然、なんでもないんだけど」と不自然に濁し、「僕なんかと一緒に居たらやっぱ生活とか大変だよね」と先回りでひとりマリッジブルーを起こしたりなんだりしますが、最後は意を決して本気の「家族になろう?」を聞かせていただきましょう。

 

 

ごめんなさい私きまぷりさんは今のファンダが何より好きなのでこのまま続編に突入して欲しいと思っていたのですが、それだと他の人よりも大変な労力を要することに気づいたので、逆に過去編などはいかがでしょうか。実際一度やっていらっしゃるのですが、その辺りもしくはもっと前、「あの……LINE、返事、ありがとうございます、すっ、すみませんこんな時間に;;」って意を決して初めての電話から始めていただいて、「ほんま俺もわかってるんです、こんな仕事してて、ましてやサブリーダーがこんなんしたらあかんって」ってアイドルと恋愛の狭間で悩み、最終的には「ごめん……やっぱり気持ち抑えられへんかった……」47ツアーの初日にまで繋げて目出度くお付き合いを開始してください。

 

 

顔良しスタイル良しそしてあの漢気。チェキも真っ先に売り切れるモテ男二番くんには敢えて全力片思いに挑戦していただきましょう。2~3歳年上のちょっと女らしさに欠けるスタッフさんで、まさかあんなイケメンが自分を好きになるなど夢にも思わず常に疑心暗鬼なお相手に、マイペースでガンガン攻め込むスタイル。「ねえ、今度ご飯でもって言ってくれてたじゃん。あれいつにする?」と社交辞令もチャンスに強制変換。「だから好きだって言ってんじゃん。ほんと信じねえな」とつれない相手にストレートに感情を表し(向こうとしてはからかわれてるとしか思ってない)、「俺だってそんな自信あるわけじゃねえよ……」とふとした弱さを見せて落としていただきましょう。

 

 

のっくんは昨晩の時点では地味めの友達の友達でーとか思ったのですが、それだとちょっと二番くんとカブるし個人的に一番難儀しそうな気がしたので、タメの女友達(派手目)の恋愛相談に乗ってあげるスタイルなんかやりやすいかなと思います。「うっそマジでwwwww自分あいつのこと好きなんwwwwww」のからかいトーンから始まりますがそこは気のいいお兄さん、(進行上)割と細かめに設定された相談内容にうんうん頷き「あーあかんわ、男はそういうのあんま揺さぶられへんから」と時に的確なアドバイスを。ただ中盤~後半から段々聞く態度がそっけなくなっていただきたい。そして「ほんまオトコ見る目ないなー」とちょっと子供っぽい意地悪などを言ってください。この手の恋愛相談系は最終的に相談相手のつもりがそのままくっつくパターンが定石です。

 

 

にーちゃんはもう、元教員というスペックを活用しない手はないでしょう!少し遡りスタートになりますが新任からの同期の国語の先生なんかがいいですね。教育の現場で共に切磋琢磨し、相手はほんのり兄に片想い、兄もうっすら気づいてはいるけれど進展はなく……という関係の中兄はアイドルになるため退職。「みんなどう?元気にしてる?」と生徒の様子を気にかけ連絡を取るものの初めはなんとなくぎこちない雰囲気で。その後受け持ちの生徒たちの卒業までぽつぽつ連絡を取る中少しずつ同期としての感覚を取り戻し、卒業後は仕事に悩む同期の悩みに「何かあったら吐き出して。今のぼくだから聞けることもあるかもしれないし」と頼もしく乗ってあげてください。最後は……そうだなあ……「今のぼくを見に来て欲しいんだ」とかそんな感じでどうですかね!!

 

 

とみたんは白服さんで。

詳細は割愛いたします。うん、ね。

 

違うんです色んな需要に応えようと思っただけですあととみたんのとても商業チックな完成されたファンダを崩すにはって考えたら最適解がトリッキーなとこいっただけなんです違うんですベーコンとかレタスとかそういうんじゃない……そういうんじゃないんです信じて……!!

 

明日からおなかにジャンプを巻いて暮らしていこうと思います。

 

おやすみなさい。